2023.1.5、無人航空機操縦士の2等学科試験を受けてきました。
2等学科試験では、試験時間30分・試験問題50問(三肢択一式)となっており、合格基準は、正答率80%程度となっております。(※参考:1等学科試験 試験時間75分・試験問題70問(三肢択一式))
本学科試験は、試験会場に出向いて、パソコンで回答する方式を取っており、試験方法についての詳細は、こちらをご参照下さい。
国土交通省のホームページに掲載されている「無人航空機の飛行の安全に関する教則」をよく勉強していれば、合格基準に達成するのではないかと思います。
私の方はといえば、20分ほどで全問回答でき、それほど、難しい問題はなかったように思います。試験結果については、すぐその場で判定され、無事、合格(pass)がパソコンに表示されました。(ちょっと緊張しますね~)
後日、正式な合格通知が送られてくるとのことです。
折角なので、学科試験の手続きと勉強方法について、皆さんのご参考のために少し記載しておきます。
<手続き>
- 学科試験を受験する際には、まずは、DIPS※(ドローン情報基盤システム)で「技能証明申請者番号」を取得します。
この「技能証明申請者番号」は、以下の手続きで必要となる番号となります。実技試験の際にも必要となります。
※なお、法人でアカウントの方は、別途、個人アカウントを取得して、当該番号を取得する必要がありますので、ご留意ください。。 - 指定試験機関にて、試験申込システムの利用者登録(アカウント登録)をします。
- この試験申込システムにて、「受験資格の確認」や「学科試験」の申込手続きを行います。
- 学科試験のCBT運営会社のHPにて、試験日程・場所の申込を行います。
というような手続きとなるので、結構、面倒くさいですよね。
<勉強方法>
この学科試験を受験される方は、たぶん、実務でもドローンを使っている方と思いますので、国土交通省のホームページに掲載されている「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」を勉強するだけで充分だと思います。
(2023.8.23:教則本部分を加筆修正)
教則本の改訂版(第3版)が掲載されておりましたので、こちら「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第3版)」の方もご参照ください。
なお、第2版と第3版との違いについては、第2版からの変更履歴【参照用】でご確認ください。ただ、1等の変更が大半なので、2等についてはあまり気にする必要はないかもしれません。
〇ただし、国土交通省のホームページには、赤字で、【※現在の学科試験の内容は「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第2版)」に準拠しています。ご注意ください。】とあるので、まだ、学科試験は第3版のものを使っていないようです。でも、いつ変わるか分からないので、試験を受ける際には、よく確認しておいた方がいいですね。
- まずは、本教則を一通り目を通す。その際、数値や覚えにくく後で見直す必要がある個所は、マーカーを引いておく。
- 毎回、教則本を読むのは時間がもったいないので、マーカー部分をひたすら繰り返し覚える。(3回ぐらい繰り返したら充分ではないでしょうかね)
- 補足として、カテゴリー区別と無人航空機操縦士区分が図で分かりやすく解説している国土交通省の「飛行許可・承認制度の概要」のページを読んでおいたらいいと思う。
- トータルの勉強時間としては、10時間もあったら十分ではないかなと思います。
それでは、皆さん、学科試験頑張ってください。
(2023.11.1:以下追記)
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